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米 雇用統計とは??

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いつもご観覧ありがとうございます^^

 

今回は、「米国の雇用統計」についてお話しします。

 

株や為替取引している方であればよくご存知だと思います。

 

毎月の月初(毎月第一金曜日)に発表があり、雇用の状況や失業率、賃金など景気の判断となる指標が発表されます。

 

先日発表になった失業率も約17年ぶりの回復となりアメリカの景気も良いと言えます。

日本もアメリカも雇用の状況はいいですね。

 

米国の利上げのペースがマーケットでは心配されていますが

この雇用統計の数字は、金利と非常に近い関係です。

 

雇用が伸びる・失業率の低下→景気が良い→金利上がるという流れです。

 

金利が上がる→ドル高・円安

金利が下がる→ドル安・円高

 

日経平均など日本の大型株は為替に左右される銘柄が多いため株価も結構動きます。

 

 

今年2月に世界同時株安は、実はこの「雇用統計の発表」が引き金だったとも言われます。

雇用状況はいい数字が発表されていたにかかわらず下がりました。

マーケットが裏読みしたようですね。

 

雇用、賃金の上昇→インフレ加速→利上げの加速→急金利上昇のため、株価下落

 

マーケットは常に先を見据えて動いているため、動きが早いです!!

あとは実態経済にどれだけ影響があるのかを見極めるべきですね。

 

また、アメリカと日本の雇用制度は結構違うので調べてみると面白いですよ。

日本 「終身雇用」「年功序列」がほとんど

アメリカ「各自の資格や職業能力を売りに、条件の良い企業を求め転職を繰り返す」

 

日本も今後働き方改革などでどう世の中が変わるのでしょう。